「投資=怖い」は間違い。正しく怖がる事が大切です

「投資=怖い」は間違い。正しく怖がる事が大切です
投資は怖い
この記事をクリックされたという事はこんなイメージをお持ちなのではないでしょうか?
先に結論を書いておきますが、投資は怖いです。
なのでこの記事で、
「投資は怖くないから◯◯をやれば絶対に儲かります!」
なんて洗脳をする気はありません。ご安心を。
この記事で言いたい事は、
投資は怖いものであるのは間違いないが、闇雲に怖がるのではなく、正しく怖がる事が大切です。
という部分が伝われば良いなと思いこの記事を書いています。
投資における「最悪のパターン」は何か?
これは投資に限らず全ての物事に対して使えるテクニックなので覚えておいて損はないです。
何かにチャレンジする際、「最悪のパターン」を常に想定しておくは大事です。
最悪のパターンを常に想定し、
取れるところまでのリスクを取り、
許容を超えてしまうリスクには手を出さないというコントロールが重要です。
最悪のパターンは「お金が溶ける」こと
投資における最悪のパターンは資金が溶ける事でしょう。
これを許容出来るかどうかです。
逆に言えば「お金が無くなるだけ」で済む
逆に言えば、最悪のパターンだったとしても資金が溶けるだけで済むのが投資です。
「借金を負うじゃないか!」
と顔を真っ赤にして熱弁される方もおられますが、
それはそういうリスクの取り方をされているだけで、投資全般に当てはまる事ではありません。
投資より怖いものなんて身近に沢山ある
実は、投資なんかよりもずっと怖いものが身近に沢山あることはご存知でしょうか?
最悪のパターンで考えれば分かりやすいです。
自動車、バイク、酒…etc
答えは一つとは限らず無数にありますが、分かりやすい所で言えば自動車、バイク、酒でしょう。
これらの「最悪のパターン」を考えてみてください。
「死」です。
同級生の死、急性アルコール中毒、19歳
私の同級生が急性アル中で19歳の時に亡くなっています。もう9年前くらいの話です。
私は当時その現場にいなかったので、正直、今でも彼の死が嘘なんじゃないかって感じる事があります。
実はどこかで生きているんじゃないかと。
20代ですと「コール」「ピッチャーイッキ」なんて酒の場でのノリがありますが、
私はあれが本当に怖いです。心底怖いです。本音で怖いです。
それは同級生が酒で死んだという経験があるからです。
しかし、酒を表面上は怖いと知りつつも、心底怖いと思っている人は少ないのではないでしょうか。
これらを心底「怖い」と思っている人は案外少ない
自動車、バイク、酒…etc
これらを表面上では怖いと言いつつも、本音で怖いと感じている人は意外と少ない様に感じます。
でも考えてみてください。
代償は「命」ですよ?怖くないはずがない。
「自動車、バイク、酒…etc」VS「投資」
どちらの方が怖いか?というアンケートを取ったらおそらく投資の方が怖いという結果になる様な気がしています。
(実際にアンケートを取ってはいないので私の体感と想像です)
しかし、結果で考えれば「命を失う」のと「金を失う」のと、どちらの方が怖いかなんて聞くまでも無いですよね。
何故、命を失うことを怖がらない人々が投資は怖がるのか?
最悪のパターンで考えてみると、投資の場合は金を失うだけで済みます。
一方で自動車、バイク、酒…etcは命をも失う可能性を秘めています。
普通に「命」と「金」を比較すれば、当然、命の方が大事です。
それでは何故多くの人は「自動車、バイク、酒」を怖がらずに「投資」は怖がるのでしょう?
その理由を研究し、一つの答えにたどり着きました。
リスクコントロールが出来ていれば便利なツール
怖いものを怖いものと認識し、正しく怖がる事が出来ているか?
ここがポイントだなと気付いたのです。
本質的には怖いものであってもリスクコントロール(危機回避)をする事で怖いものが怖くなくなり、
寧ろ、生活を豊かにしてくれる便利なツールとなるのです。
自動車、バイクにおけるリスクコントロール
自動車、バイクにおけるリスクとは何でしょう?
それは「交通事故」です。
交通事故によって命を落とす危険性もあります。
ではそのリスクをどの様に回避する事が出来るでしょうか?
信号機を守る。
道路標識を守る。
教習所では自動車、バイクがどれだけ危険なものなのかを学びます。
そして、その危険はどの様に回避出来るのかも学びます。
そうやってリスクコントロールをしながら運転するからこそ、
最悪命を落とす危険性があるものであっても怖がらずにいられるのです。
酒におけるリスクコントロール
私の同級生は今から約9年前、19歳の時に急性アルコール中毒で亡くなってしまいました。
だから私は、酒で人が死ぬことを知っています。
いえ、体感しています。
なので「コール」や「ピッチャーイッキ」といったノリが、見ていて本当に恐怖です。
しかし酒もリスクコントロールさえ出来ていれば、
怖いものどころか寧ろ、人生を豊かにしてくれるツールの一つではないでしょうか?
ダイエットも行き過ぎれば拒食症になり得ます。
要するに塩梅の問題です。
「投資=怖い」ではなく、正しく怖がり危機回避しよう
投資は怖いと一緒くたにしてしまうのは非常に勿体無いです。
何故なら、人生を豊かにしてくれる一つのツールを手放す事になるからです。
例えば、
自動車は命を落とす危険性があるから乗らない。
バイクも命を落とす危険性があるから乗らない。
酒も命を落とす危険性があるから飲まない。
これって人生を損していると思うんです。
何故なら、リスクコントロールさえしっかりしていれば、それぞれが人生を豊かにしてくれる一つのツールだからです。
怖いものを怖いものとしっかり認識し、その上で正しく怖がる。
正しく怖がるというのは、
怖いもの知らずで無鉄砲でもなく、必要以上に怖がることもないという事です。
まとめ
投資が怖いものであることは間違いありません。
しかし、必要以上に怖がることもまた人生を損している事になります。
私が生まれ育った地域は、自宅から最寄りのスーパーまで買い物に行くのだって自動車で15分くらいかかる様な場所だったので、
あの地域で生活して行くのに自動車が無いだなんて考えられません。
一家に一台どころか、一人一台が当たり前の地域です。
自動車も、バイクも、酒も、その怖さを知り、理解し、
その上でしっかりとリスクコントロールさえ行えば生活を豊かにしてくれるツールになります。
投資も同じです^^