FIRE(ファイア)必達こそがゼロ活の目的

FIRE(ファイア)必達こそがゼロ活の目的

Financial(経済的な)
Independence(自立)
Retire(引退)
Early(早期)

ゼロ活というコミュニティの目的、存在意義は、コミュニティ参加者の全員でFIRE(ファイア)を必達することにあります。

 

しかし、当然ながらその道筋が分かっていなければ目的地へは到達出来ません。

 

だからこそゼロ活では、FIRE必達の為の道筋を示しております。

 

 

FIREとは早期リタイアのこと

FIREとは「Financial Independence Retire Early」のことで、早期リタイアを意味します。

この章ではFIREの定義と、早期リタイアとはどういった状況のことを指すのか?について解説します。

 

 

FIREの定義

FIREとは、経済的に(Financial)自立し(Independence)早期に(Early)リタイアする(Retire)ことを指した言葉です。

 

その定義は、労働収入ではなく運用益などの不労収入だけで生活支出を賄える状態へ到達することです。

 

 

「早期退職」「早期リタイア」の違い

早期リタイア(FIRE)と似た言葉に早期退職があります。

一見何が違うのか分からないという方もおられるかと思いますが、明確な違いがあります。

(カレーライスとハヤシライスくらい違います。)

 

具体的には、「早期退職」と「早期リタイア」では退職後の資金に対する考え方が根本的に違うのです。

 

早期退職とは定年を待たずして退職することを指すので、一見「早期リタイア」と同じ様に見えますが、

退職後の資金繰りとしては、退職金、年金、貯金などを切り崩しながらの生活を想定している状況のことを早期退職と言います。

 

一方で早期リタイア(FIRE)とは、経済的自立を目的として積極的に貯蓄をしていき、退職後は運用益などの不老収入で生活費を賄うことを目指します。

元金には手をつけず元手を減らさないことで、何歳まで生きたとしても「まさかこんなことになるなんて…」が起きないように備えることを指します。

 

 

年間生活支出の25倍がFIRE目安

FIREする為には「年間生活支出の25倍を貯蓄」すれば早期リタイア出来ると一般的には言われています。

 

例えば月の生活支出が25万円という人なら年間生活支出は300万円になるので、300万円×25=7,500万円を貯蓄出来た段階で早期リタイア(FIRE)が可能となります。

 

ポイントは、年齢も学歴も性別も資格等も全く関係無いという部分です。

年間300万円の支出で生活出来る人なら、20代だろうが、30代だろうが、40代だろうが、7,500万円を貯蓄出来たタイミングでFIREが可能です。

 

 

年利4%で計算される

FIREを想定した資産運用では年利4%での運用が一般的な目安となっています。

 

前項の例でいえば、7,500万円を年利4%で運用すれば年間生活支出の300万円を捻出出来るという計算です。

 

ただ、あくまでも年利4%で想定されているというだけの話なので、4%以上の運用でも4%以下の運用でも考え方は同じです。

 

 

FIREの為の貯蓄額は自分で決めて良い

仮の話で月25万円、年間300万円の年間生活支出で計算した場合は7,500万円の貯蓄が出来た段階でFIRE可能と書きましたが、

 

・住んでいる地域(物価)
・住んでいる家(持ち家、賃貸)
・配偶者の有無
・生活レベル
…etc

これらによっても各々で月間、年間支出は様々です。

 

なので、FIRE可能な貯蓄額というのは当然ですが「どんなライフスタイルを目指しているか?」という生活レベルによって全く違います。

 

 

FIRE必達の為にやることは「目標設定」と「資金作り」

前項で書いた通りFIREする為に必要な貯蓄額は、その人が目指すライフスタイルによって全然違います。

 

しかし計算の仕方は同じなので、ご自身の目指す理想のライフスタイルに合わせてFIREに必要な貯蓄額を設定されてみてください。

 

 

早期リタイア後に必要な支出を把握

まずは、早期リタイア後に必要な生活支出を具体的に考えてみてください。

 

住む場所だけで言っても、東京に住むのか、沖縄に住むのか、シンガポールに住むのかによって物価が全く違います。

 

例えば私は3年前までは東京都北区の赤羽に住んでいましたが、今は埼玉県の川口に住んでいます。

今は3LDKで家賃13.5万円のマンションに住んでおりますが、似た条件の物件を赤羽(東京)で探したら家賃20万円は軽く超えてきます。

 

これだけで年間支出が78万円以上変わってきますので、この様に、住む場所だけで言ってもFIREに必要な金額はまるで違います。

 

その他にも、

趣味にお金を使うのか?使わないのか?
・子、孫にお年玉を包むのか?包まないのか?
・自動車を持つのか?持たないのか?
・酒を飲むのか?飲まないのか?
・煙草を吸うのか?吸わないのか?
…etc

これらによっても月間、年間生活支出は大きく変わってきます。

 

退職した後、自分がどんなライフスタイルを理想としているのか?を具体的にイメージして、月にいくら必要なのか?年間でいくら必要なのか?を把握されてみてください。

 

 

いくらの資金で早期リタイア出来るのかを計算

FIRE後に月々、年間いくら必要なのか?が見えれば、FIREに必要な貯蓄額が見えてきます。

 

例えばあなたが理想とするライフスタイルを実現する為には月々40万円、年間480万円が必要だとするなら、480万円を25倍すればFIREに必要な貯蓄額が分かります。

理想のライフスタイルを実現する為に月々100万円、年間1,200万円が必要なら、1,200万円を25倍すればFIREに必要な貯蓄額が見えてきます。

 

FIREに必要な貯蓄額が分かればあとは簡単。その金額を作るだけです。

 

FIREに必要な金額を貯蓄出来た段階で、晴れてFIREの仲間入りとなります。

 

 

年利+157.5%の資産運用方法がある

FIREでの運用利率は一般的に年利4%で計算されていることが多いですが、逆に言えば年利4%じゃなければいけないという訳ではありません。

年利4%より高い運用でも、低い運用でも、根本的な考え方は同じです。

 

そして、年利157.5%で資産運用出来る方法があります。

 

あくまでも2020年の成績が年利+157.5%だったというだけなので、2021年、2022年、更にその先の年間運用利益がどうなるかは分かりません。157.5%を上回るかもしれませんし、下回るかもしれません。

 

ただ、いずれにせよ、年利4%以上では運用出来ると考えています。

 

詳しくはこちらの記事にまとめてあるので、興味があればご覧になってみてください!

 

 

自分の早期リタイア目標に合わせて計算

ゼロ活では「現金資産で1,000万円をまずは必達しましょう!」というコンセプトがあります。

 

何故1,000万円なのかと言うと、極限までリスクを抑えた運用手法でも月に2〜3%くらいは出せるんですね。(事実として出てる)

なので、1,000万円という資金があれば月2〜3%の運用でも20〜30万円の利益になる計算です。

 

生活支出は人それぞれですが、月に20〜30万円の不労収入があればどこに住んでいたとしても生活はして行ける金額だと思います。

 

だからこそ「まずは1,000万円を必達しましょう!」という部分をコンセプトとしているのですが、

しかし当然、理想のライフスタイルは人によって違います。

 

月々50万円必要だと仰る人もいれば、月々200万円は必要だと仰る人もおられて当然。

 

なので1,000万円というのはあくまでも指標でしかないので、ご自身の理想のライフスタイルをイメージし、月々、年間いくら必要なのか?を割り出し、いくらの貯蓄額でFIRE可能なのか?というゴール設定をしていきましょう!

 

 

まとめ

FIRE(Financial Independence Retire Early)を実現する為には、あなたが理想とするライフスタイルに必要な金額をまずは割り出してください。

そしてその金額を資産運用(不労収入)で賄うことが出来れば晴れてFIREの仲間入りです!

 

ゼロ活ではFIREまでの道のりを示しております。

 

あなたも含めたコミュニティの全員でFIREを必達し、理想のライフスタイルを実現しましょう!

 

 

学びをアウトプットしてみましょう!