金融を扱う仕事を選ぶ意義(市場規模が段違い)

金融を扱う仕事を選ぶ意義(市場規模が段違い)

大手企業を含め儲かっている会社やフリーランスは「金融」を扱っている事が多いです。

彼らは何故金融業界を選ぶのでしょうか?

 

私は高校時代の進路選択で「飲食業界」に進む事を選びました。

具体的にはパティシエです。

 

19〜20歳の時に専門学校へ通い、21歳でパティシエとして就職しました。

しかし今は金融業界にいます。

 

その理由はこの後書いてゆきますので最後までご覧になってみてください。

 

もちろんパティシエは素晴らしい職業ですし、世の中に必要な職業です。

美味しいお菓子を作り、お客様を笑顔にし、幸せな気持ちにさせてあげられる仕事です。

 

誕生日、結婚式、就職祝い、クリスマス…etc

何かお祝い事がある毎にパティシエの出番です。

 

それでも私はパティシエを辞めて金融業界にいます。

 

理由は単純で、市場の規模感が圧倒的に違ったからです。

 

 

日本の貯金事情|900兆円

日本の家系資産は1,800兆円と言われています。

その内の半分に当たる900兆円は貯金(銀行預金、タンス預金)されています。

 

日本人は盲目的に貯金が大好きな国民性ですが、

銀行にお金を寝かせている状況を人間に例えるならば「ニート」状態と言えます。

 

同居している旦那や子供が働いておらず就活もしていなければ

「働きなさい!」と言うのは自然な流れではないでしょうか。

 

しかし、お金が銀行やタンスの中で眠り続けていて働いていなくとも

「働きなさい!」と叱らないのが日本人です。

 

お金を甘やかし過ぎですね。

 

 

飲食業界の市場規模|20兆円

日本の貯金事情が900兆円と言われても比較対象が無ければイメージしづらいですよね。

 

例えば飲食市場は大体20兆円と言われています。

 

焼肉、ラーメン、寿司、ファミレス…etc

数え始めたら切りがないですが、これら全てを含めて20兆円という市場が飲食業界なのです。

 

飲食業界でビジネスをする(仕掛ける)という事は、

この20兆円市場の中で戦ってゆくという意味です。

 

 

飲食業界の45倍市場が金融業界

飲食業界は20兆円市場と言われていますが、

それに対し日本の貯金事情は900兆円と言われています。

 

つまり、日本人が貯金している(眠っている)総額は飲食業界の45倍市場もあるという訳です。

 

ここまで来れば、儲かっている企業やフリーランスが何故金融業界を選ぶのか?が分かって来たのではないでしょうか。

 

日本で眠っている900兆円にアプローチ出来る仕事が「金融」という業界なのです。

 

 

どの市場で仕事をするかは人生に大きく影響する

私は高校時代に(17〜18歳当時)進路で迷っていました。

 

そして、悩んだ先で選んだ業界が飲食業界でした。

具体的にはパティシエという仕事を選びました。

 

もし17〜18歳当時に今の知識量があれば、

大きな市場で仕事をしてゆく事を迷わず選択していたと思います。

 

何故なら、

「魚が少ない池で釣りをするのか」

「魚が多い池で釣りをするのか」

で釣果は大きく変わるからです。

 

 

大手企業も金融事業がバックボーンとなっている

実は貴方も知っているであろう大企業も、

金融事業が全体の支えになっていたりします。

 

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

イオン株式会社(イオングループ)

楽天グループ株式会社

…etc

 

どれも聞いた事はありますよね?

寧ろ、日常的にお世話になっているのではないでしょうか。

 

例えば株式会社セブン&アイ・ホールディングスの傘下には株式会社セブン銀行があります。

コンビニ、駅、街中、デパートなど至る所にATMがありますよね。

 

セブン銀行が運営するATMを利用すると手数料で220円かかったりしますが、

この手数料ビジネスで一体どれ程の利益を出しているのかをご存知でしょうか?

 

 

 

 

3

 

 

 

 

2

 

 

 

 

1

 

 

 

 

答えは…、2兆円です。

 

個人単位で見れば220円ぽっちの手数料ですが、

これが積もり積もって年間2兆円もの利益を生み出しているのです。

 

菓子屋ですと、小麦粉、卵、牛乳、砂糖、バニラビーンズ…etc

上記の様に仕入れがあります。

 

これはラーメン屋でも寿司屋でも同じ事で「仕入れ」が必ずあります。

 

しかしATMには管理費はあれど仕入れはありません。

だからこそ1回単位で見れば220円ぽっちでも年間2兆円を生み出してくれる仕組みに成り得ているのです。

 

イオンにはイオン銀行、楽天には楽天銀行

大企業も多角的に事業展開している中で地盤となっている部分は金融事業なのです。

 

楽天なんかは楽天モバイルで自前の基地局を建てて行ってますからとんでもない金額の先行投資をしていますよね。

このチャレンジが出来ているのも楽天銀行からの安定的且つ莫大な利益があるからでしょう。

 

 

学んだ金融知識が直に自分の人生に影響する

金融業の面白い所は何も「稼げる」という部分だけではありません。

 

仕事をしてゆく中で自然と金融について勉強していく訳ですが、

ここで学んだ知識が自分の生活と直結しています。

 

何故なら、

 

お金の作り方(資産形成)

お金の増やし方(資産運用)

お金の守り方(資産保全)

 

を勉強していくからです。

 

だからこそ、仕事をしながら金融リテラシーが身に付くので

自分自身も資産形成、資産運用、資産保全をしていける様になります。

 

ケーキを作れても直接的に人生が豊かになる事は無かった

私が高校時代に悩み抜いて選んだ仕事はパティシエだったので、

パティシエとして働きながら学んだ知識や経験が沢山あります。

 

具体的には、

ケーキの作り方、カスタードクリームの炊き方、パンの発酵知識…etc

 

口外はしませんが私が当時働いていた店のレシピもノートにまとめてあるので、作ろうと思えば作れちゃいます。

 

 

では、ケーキを作れるから、カスタードクリームを炊けるからと言って、

この知識や経験が直接的に日々の生活や人生を豊かにしてくれたでしょうか?

 

私は正直その実感はありません。

 

ケーキを作れても、

カスタードクリームを炊けても、

それが要因で生活や人生が豊かになったという実感はありません。

(パティシエという仕事を批判しているのではなく、あくまでも私自身の実体験と感想です。)

 

金融業界で仕事をしながら学ぶ知識や経験は、

自分自身の生活や人生そのものを直接的に豊かにしてくれている実感があります。

 

「大きなお金を稼げる」というだけではなく、

これが金融業界で仕事をしていく面白さです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

私自身、金融を学んでいて思う事は、

進路で悩んでいた17〜18才当時の自分に「大きな市場で仕事をする意義」を教えてあげたいくらいです。

 

私の親父は金融についてを私に教えてくれる事はありませんでしたが、(恨んではいません)

私自身は自分の子や孫に金融リテラシーを繋いで行きたいと思っています。

 

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